2007年04月08日

360度回転レンダリング画像 - 16

rot070408.swf
今回の絵はSergeMarckさんの「Vic3 Dress1」です。靴はPoser6「ジェシー衣服」のハイヒールです。ハイヒールは元の色が服に合わないような気がしたので色を変えてみましたが、変えない方がよかったかもしれません。あまりファッションセンスとかないので、色を合わせたりするのは難しいです...

ここから、Blenderの話になります。
今回はBlenderのUV/Image Editorの機能の一つ、テクスチャペイントについて見ていきます。
詳しくは英語マニュアルの「Texture Paint」に書かれています。
Blenderのテクスチャペイント機能は3D Viewウィンドウ、UV/Image Editorウィンドウの両方で使用できます。どちらかに描画を行うと、リアルタイムで別のウィンドウにも反映されます。
pic070408_01.jpg

ペイント機能で使用するブラシの設定は、UV/Image Editorの「Image Paint」フローティングパネル、またはボタンウィンドウの「Paint」パネルから行います。
pic070408_02.jpg


BlenderのUV/Image Editorのメニューの横にはいくつかのボタンがあります。この中にテクスチャペイントで使用する機能がありますので、ここで説明しておきます。
pic070408_03.jpg

ウィンドウヘッダーボタン
●Pack(小包の絵)
「Image」メニューの「Pack Image」と同じです。画像ファイルを「.blend」ファイル内に埋め込みます。

●Texture Painting(鉛筆の絵)
「Image」メニューの「Texture Painting」と同じです。テクスチャペイントを開始します。

●Draw With Alpha(左右に向かい合う三角?)
テクスチャ画像の表示でアルファ値が設定されている部分を透明表示します。
pic070408_04.jpg

●Draw Alpha Only(黒丸)
テクスチャ画像のアルファ値を表示します。
pic070408_05.jpg

●Lock(鍵の絵)
「ON」にすると、テクスチャ画像の変更が3D Viewなど他のビューにリアルタイムに反映されます。


テクスチャペイントを始める前に
UV/Image Editorでテクスチャーペイントを開始する前に、「Image」メニューの「New」で新規にテクスチャを作成するか、「Open」でファイルからテクスチャ画像を読み込んでいる必要があります。
テクスチャペイントを開始するには、いくつかの方法があります。

・3D Viewウィンドウで「Texture Paint」モードを選択する。
・UV/Image Editorで「Image」メニューの「Texture Painting」を実行する。
・UV/Image Editorでウィンドウヘッダーの鉛筆の絵のボタンを「ON」にする。

pic070408_06.jpg pic070408_07.jpg

テクスチャペイントモード中は、UV座標の編集はできなくなります。必要に応じて3D Viewのモードを「UV Face Select」モードに戻す、UV/Image Editorの「Texture Painting」メニュー(ボタン)を「OFF」にすることでテクスチャペイントモードから戻ってください。


ブラシの作成
テクスチャペイント機能を使用する際は、ブラシが作成されていないと描画できません。
UV/Image Editorの「Image Paint」フローティングパネル、ボタンウィンドウの「Paint」パネルのどちらかで「Add New」ボタンを押すことでブラシを作成できます。
pic070408_08.jpg pic070408_09.jpg

ブラシが複数作成されていれば、「BR:ブラシ名」の左の矢印ボタンで使用するブラシを選択できます。また、同じボタンから「ADD NEW」を選ぶことでいくつでもブラシを追加できます。

新規にブラシを作成するときには、現在のブラシ設定のコピーが作成されます。ブラシ名の右にある「x」ボタンはブラシの選択を解除します。(削除はしません)
その横の「F」はフェイク(Fake)ボタンです。このボタンを「ON」にすることで、ブラシデータを「.blend」ファイルに保存することができます。


「Image Paint」パネル
pic070408_29.jpg

「Image Paint」パネルの一番上に並ぶ「Draw」「Soften」「Smear」「Clone」はブラシモードの選択に使用します。

●Draw
選択された色で描画を行います。
pic070408_11.jpg

●Soften
色を「ぼかし」ます。
pic070408_12.jpg

●Smear
指先で絵の具を引き伸ばすような感じで変形します。
pic070408_13.jpg

●Clone
描画した部分を指定した画像に置き換えます。
ブラシモードを選択すると、「Image Paint」パネルの一番下に画像セレクタが表示され、置き換える画像を選択することができます。
※クローンモードは3D Viewの「Texture Paint」モードでは使用できません。UV/Image Editorでのみ使用できます。
pic070408_14.jpg


Blending method
〇Mix : 既存の色に上書きします。
〇Add : 色が「加算」されます。
〇Subtract : 色が「減算」されます。
〇Multiply : 色が「乗算」されます。
〇Lighten : 「明化」選択色より暗い色が上書きされます。
〇Darken : 「暗化」選択色より明るい色が上書きされます。
〇Erase Alpha : アルファ値に描画します。透明化します。
〇Add Alpha : アルファ値に描画します。不透明化します。(Mix, AddなどのErase Alpha以外のモードでもアルファ値に不透明の描画を行うようです)

ブラシモード別に「Blending method」を変更して描画した結果
pic070408_15.jpg pic070408_16.jpg
pic070408_17.jpg pic070408_18.jpg
※元の画像のアルファ値が完全に不透明となっていたので、「Add Alpha」での描画には変化がありません。

ブラシコントロール
●色
選択色表示部分をクリックするとカラーピッカーが表示されます。HSV、RGBで色を変更できる他、スポイトツールで画面上の任意の場所から色を選択することもできます。(UV/Image Editor内でマウス右クリックすることでもスポイトツールと同様の効果があります)
pic070408_19.jpg

●Wrap(ON/OFF)
「ON」にすると、画像の上下左右を越えて描画した際に、反対側つながるように描画されます。
pic070408_20.jpg

●Airbrush(ON/OFF)
「ON」にすると、マウスボタンを押している間ずっと描画され続けます。「OFF」では、マウスが移動しないと追加の描画がされません。
pic070408_21.jpg

●Rate
Airbrush有効時、時間当たりに描画される回数を設定します。

●ブラシパターン
任意のテクスチャをブラシパターンとして使用できます。
ブラシパターンにはプロシージャルテクスチャを設定できる他、画像ファイルを指定することもできます。
pic070408_22.jpg pic070408_23.jpg

ブラシパターンを使用するには、「Image Paint」パネルの一番下のリストから、使用するテクスチャ名を選択します。
pic070408_24.jpg

「Add New」でテクスチャを追加した場合、「Buttons Window」で「Shading」「Texture」を選択して、使用するプロシージャルテクスチャ、または画像ファイルの設定を行います。
pic070408_30.jpg


以下のコントロールの横には「P」ボタンがあります。各コントロールの「P」ボタンを「ON」にすることで、ペンタブレットの筆圧に対応するようになります。
●Opacity
透明度を設定します。
pic070408_25.jpg

●Size
ブラシのサイズを設定します。
pic070408_26.jpg

●Falloff
ブラシのぼかし具合を設定します。
pic070408_27.jpg

●Spacing
ストローク当りの描画回数を設定します。
pic070408_28.jpg
posted by mato at 01:25| Comment(4) | TrackBack(1) | BLENDER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
ドレスの左肩の落ち具合がなんとも良いです。でも幾らぐるぐるさせても、
それ以上落ちてこないのが、ちょっと残念だったり…(笑)。
Posted by Jelly at 2007年04月08日 05:33
こんにちは。
Blogを始めたころと比べると、最近の絵はちょっとおとなしすぎるかもしれませんね。もともとは、「carib98」さんの後に「svdl」さんの服を使おうと思っていました。「svdl」さんはRenderosityのフリーにたくさんの服を公開されていますが、かなり透明度が高いというか、露出度が高いというか、大人っぽい服が多いです。
和風展関係で着物を使ってから、ちょっと路線変更しています。もうしばらくの間SergeMarckさんの服を使うつもりですが、その後に「svdl」さんの透明っぽい服を使ってみたいと思っています。Blogの規約の関係もありますので、あまり過激なものは無理そうですが...
Posted by mato at 2007年04月08日 18:11
どうも、こちらでは初めましてt-nanaseです。Linkしていただいて有難うございます。今頃気づきました。こちらもLinkさせていただきました。
Blenderの関連記事はいいですね。僕自身があまり使わない機能の説明もあって助かります。
今後ともよろしくお願いします。また、遊びに来ますね。
Posted by t-nanase at 2007年04月12日 23:00
こんにちは。
ご挨拶もなしに、勝手にブログリストの方に登録させていただいてました。すみません。
しかも、わざわざこちらのブログをリンクしていただいて、ありがとうございます。
ブログリストは更新したとき以外は表示されなくなってしまいますので、「お気に入りリンク」の方にも登録されていただきました。

Blenderの記事ですが、今のところUVマッピングの機能を中心に書いていますので、ちょっと内容的に偏っているかもしれません。UV/Image Editorのメニュー解説が終わったら、もう少し幅広い内容を扱っていきたいと思っています。
しかしながら、Blenderをまともに使い始めてからほんの数ヶ月程度の知識レベルで書いていますので、いろいろと内容にあやしいところもあると思います。
もし、「そこは違っている」というようなところがありましたら、コメントで突っこみをいれていただけると、とても助かります。

こちらこそ、よろしくお願いします。
Posted by mato at 2007年04月13日 20:37
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Excerpt: 普段何気なく履いている靴。あなたはそんな靴のことをどれだけ知っていますか?おしゃ
Weblog: 靴.com
Tracked: 2007-04-08 20:14
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