2007年07月24日

360度回転レンダリング画像 - 24

rot070723.swf

今回は7/17にPoser Clubのギャラリーに投稿した絵の回転バージョンとなります。
服とネックレスはsioneさんの「sione-kururu-Dressset」、お菓子はjerryさんの「GateauChocolat」を使わせていただきました。サンダルはtentmanさんの「Everyday Sandals for KURURU」です。くるるの髪とテクスチャは前回と同様です。それぞれ、sioneさん、henrietteさんのものを使わせていただいてます。
服とネックレスはPoserClub、またはsioneさんのサイトから、お菓子はjerryさんのサイトから、サンダルはPoserClubから入手可能です。

※くるるの修正版を7/19にリリースしています。くるるをご利用されていて、まだダウンロードされていない方は、くるるダウンロードの記事をご確認ください。

今回は久しぶりにPoserの記事を書いてみました。
Poser7で搭載されたユニバーサルポーズについてです。
7/29の修正版に、くるるでユニバーサルポーズを使用するための設定ファイルを追加させていただきました。(設定ファイルはT2さんに作成していただいたものを、許可を得て配布させていただいてます)

ただ、この機能はいろいろとわかりにくいところがあって、Poser7を持っていてもあまり使っていないという方も多いのではないかと思います。
かくいう私自身もこれまでほとんど使っていませんでした。そのため、もしかすると全然見当違いなことを書いてしまうかもしれませんが、そういう場合はコメントの方に書き込んでいただけると助かります。


まず、一番大事なことになりますが、そもそもユニバーサルポーズというのは何かという部分からです。
Poserのフィギュアは古いものから新しいものになるにつれて、いろいろと改良され続けています。このため、脚の付け根の部分などでボーンの階層構造に違いがあったりします。また、階層構造は同じでもボーンの原点の位置が違ったり、向いている方向が違ったりもします。

Poserのポーズというのは、ある程度はどのフィギュアに対しても共通に使用できるものですが、これらの違いによって本来の対象フィギュア以外に使用すると、少なからず修正が必要になります。

こちらの絵はTerai Yuki2に付属のポーズ「TY2 Pose 07」をTY2自身とくるるに適用させたところです。
pic070724_01.JPG

TY2の腰から太ももにかけての部分は、ボーンの階層構造が hip - Buttok - Thigh という感じになっています。一方のくるるでは、Buttokの部分がなくて、hip - Thigh となっています。
pic070724_03.JPG pic070724_02.JPG

従来型のポーズをPoser7で保存しなおすと、ユニバーサルポーズ対応のポーズとして保存されます。今回の修正版に入っている設定ファイルを使用して、ユニバーサルポーズ対応になった状態のくるるに、保存し直したポーズを使用すると下の絵のようになります。
pic070724_04.JPG

斜め後ろを向いていた両脚が、すぐ横のTY2とほぼ同じように曲がるようになりました。
ユニバーサルポーズを使用すると、この絵のように、腕、脚などの各パーツの向く方向が、どのフィギュアでも、ほぼ同じになるように回転角度が修正されます。


・ライブラリでのユニバーサルポーズ
Poser7に付属のユニバーサルポーズポーズはライブラリの「ユニバーサルポーズ」フォルダにまとめられています。
pic070724_05.JPG pic070724_15.jpg

この他に、旧形式のPoseをPoser7で保存しなおすと、ユニバーサルポーズとして保存されます。
Poser7のメニュー項目「スクリプト」に「Utility」-「convertToUniversalPose」というPythonスクリプトが入っています(こちらはForum3Dでほげほげさんに教えていただきました)。
henrietteさんのくるるポーズ集をユニバーサルポーズにしてみました。途中経過はこんな感じです。
pic070724_06.JPG pic070724_07.JPG

pic070724_08.jpg pic070724_09.jpg

スクリプトを実行する前に、対象となるフィギュアを読み込んでおく必要があります。また、元のポーズが不要な場合でも、上書きするを選択すると、サムネイル画像まで上書きされてしまうので、注意が必要です。
pic070724_10.jpg

ライブラリからユニバーサルポーズを適用する場合、適用ボタンが2つ表示されます。チェックマークが1つの方は「オリジナルポーズ適用」、チェックマーク2つの方が「ユニバーサルポーズ適用」となっています。
pic070724_11.jpg pic070724_12.jpg


・ユニバーサルポーズの設定ファイル
今回の修正版でくるるに追加したのと同様の、ユニバーサルポーズ用の「.dat」ファイルがフィギュアに用意されているなら、そのフィギュアはユニバーサルポーズに対応しています。設定ファイルがあるのは、Poser7がインストールされているフォルダのすぐ下にある「Runtime\figures\Repose」フォルダです。
pic070724_13.jpg

ここに、フィギュアがGeometryとして使用しているWavefront OBJファイルと同名の「.dat」ファイルが多数、あらかじめPoser7インストール時に用意されています。ファイルの中身はこんな感じのテキストファイルになっています。
pic070724_14.jpg

このファイルはPuppet Masterというツールで作成することができるそうです。くるるに追加させていただいた設定ファイルも、このツールで作成したいただいたものです。


マニュアル等にはとくに書かれていませんが、「.dat」ファイルが用意されていないフィギュアでは「ユニバーサルポーズの適用」ボタンを使用しても、実際にはユニバーサルポーズの機能が働かないようです。

今回使用したTeraiYuki2では、通常の「Nude body」の他に、「Bikini body」というものがあり、それぞれ異なるGeometryファイルを使用しています。そして、Poser7のReposeフォルダには、「Nude body」が使用する「TeraiYuki2.obj」に対応する「.dat」はありますが、「Bikini body」が使用する「TeraiYuki2_B.obj」のものはありません。

この場合は、Reposeフォルダの「TeraiYuki2.dat」をコピーして「TeraiYuki2_B.dat」という名前に変更することで、「Bikini body」でもユニバーサルポーズを使用できるようになります。
pic070724_17.jpg

pic070724_19.jpg pic070724_20.jpg

これ以外の場合でも、たとえばAiko3の頭部のみ置き換えているフィギュアであれば、Aiko3用の「blAiko3.dat」ファイルを流用することもできそうです。
ラベル:Universal Pose Poser
posted by mato at 02:10| Comment(2) | TrackBack(0) | POSER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

やっぱりmatoさんオリジナル画の
くるるちゃんが一番愛らしいですね。
座り方や仕草も本当に可愛いです。

私はP6のままなのですが、matoさんの
記事を見て、P7に完全に切り替えよう
かなと今更ながら思いました。(^^;)

Posted by mamomamo at 2007年07月27日 01:24
こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
投稿した絵のポーズを使っているため、今回は左手にお菓子を持った状態で回転アニメーションしてもらいました。絵の方を見ていただいてないと、なぜ?と思われた方も多いかもしれません。

ユニバーサルポーズは、ある程度まではうまく機能してくれますが、各パーツの長さの違いとかもあって、ポーズによってはかえって不自然になったりすることもあり、万能というわけにはいかないようです。

日本語版の場合、P7のファイルをP6で開いてそれをまたP7で開く、というようなことをするとファイルが開けなくなったりするトラブルの原因になるようです。P7を使うときは、そのあたりに、ちょっと気を付けた方がよさそうです。
Posted by mato at 2007年07月27日 03:37
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